DROP TABLE でテーブルを削除する

DROP TABLE でテーブルを削除する

前回 「 ALTER TABLE でテーブルのカラムを追加・変更・削除する 」 では、 ALTER TABLE 文を使って、既存のテーブルにカラムを追加や削除したり、カラムのデータ型を変更してみました。

今回は、DROP TALBE を使って、既存のテーブルを削除してみましょう。

こちら のスクリプトを実行して、テーブルを再生成しておいてください。 全てのテーブルは使いませんが、これらのテーブルが存在している前提で進めます。

DROP TABLE ステートメント

DROP TABLE ステートメントは、CREATE や ALTER TABLE と違って、オプションがほとんどなく、いたってシンプルです。

ここでは、ALTER TABLE ステートメントを使った、カラムの追加・変更・削除を行ってみましょう。

DROP TABLE を使って [テーブル1] を削除するには、次のようなスクリプトを実行します。

DROP TABLE [テーブル1];

それでは、実際に DROP TABLE 文を実行して、テーブルを削除してみましょう。

サンプルテーブル生成スクリプトを実行した直後は次のような、4 つのテーブルが存在していると思います。

DROP TABLE でテーブルを削除する 1


そこから、TestResultSummary テーブルを削除するクエリーは次の通りです。

DROP TABLE TestResultSummary;

[ 実行結果 ]
DROP TABLE でテーブルを削除する 2

DROP TABLE でテーブルを削除する 3

TestResultSummary テーブルが削除されました。

DROP TABLE IF EXISTS でテーブルが存在する時のみ削除する

DROP TABLE ステートメントは、指定したテーブルが存在しないとエラーを返します。

例えば、先ほどのスクリプトをもう一度実行すると次のようになります。

DROP TABLE でテーブルを削除する 4


SQL Server 2016 以降では、 DROP TABLE の次に IF EXISTS をつけることで、テーブルが存在する時のみテーブルを削除するように指定することができます。

例えば、次のように IF EXISTS を指定すれば、DROP TABLE で、TestResult テーブルが存在していなくてもエラーになりません。

DROP TABLE IF EXISTS TestResult;
-------------
DROP TABLE IF EXISTS TestResult;
-------------

[ 実行結果 ]
DROP TABLE でテーブルを削除する 5

DROP TABLE でテーブルを削除する 6

2 回目の DROP TABLE ステートメントもエラーになりませんでした。


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